技術情報

宮原合成では、下記に記すようにフレキシブルな生産体制で、熱可塑性/熱硬化性の確かな射出成形技術をもとに金属代替品として軽量・高耐熱・高寸法精度な樹脂製品をご提供しております。
材料・形状の提案、設計から金型、樹脂加工、金属加工まで一貫して対応可能です。金属部品の軽量化や精密プラスチックに関するお困りごとなど、お気軽にお問合せください。

生産体制の構築

成形技術

封止成形

いくつかの部品をひとつのモジュールにすることができ、小型化が可能です。

超薄肉成形、超微細品成形

ミクロンレベルの品質と寸法精度を金型設計/加工及び、精密成形技術により可能にしております。

インサート成形

フープによる自動連続成形を可能にしております。また、手動成形にも対応。

生産管理システム

IOTで工場の見える化を実現、お客様のニーズに対応する生産現場の稼働管理をしています。

POINT

デジタルを活用し、生産体制を効率化するとともにスピードを持って、高収益を目指します。

デジタルを活用し、トレーサビリティを確立し、安全・安心なものづくりを行います。

全射出成形機の稼働状況を管理

社内にある全射出成形機をネットワークに接続。オンタイムで成形機一台一台の稼働状況を集中監視できるWebシステムを運用することで、万全の生産管理体制を実現しています。また、生産実績に合わせて、金型定期保守アラームが出ることでトラブル防止低減も実現しております。
宮原合成は時代とともに変化するニーズに対応可能な生産技術の向上に、日々、取り組んで参ります。お客様がグローバル競争に打ち勝つことのできる、提案型のものづくりに取り組んで参ります。

品質管理システム

従業員一丸となった品質管理体制でより良い製品とサービスを提供

宮原合成では、各種の品質要求に対し、正確かつ迅速にレスポンスできる設備とスキルを提供することができます。常に高精度、高品質の技術の提案・確保に努めています。また、品質管理体制の強化についても2006年にISO9001の認証を取得いたしました。以来、ISOに準拠した品質マネジメントシステムのもとで、お客様にご満足いただける製品とサービスを提供することに力を注いでいます。

ISO9001：2015

ISO14001：2015

プラスチック樹脂生産実績

宮原合成では、電子部品、車載部品、医療部品、OA部品等を中心とした精密プラスチック部品の製造を行っております。ご要望・ご希望に合わせてプラスチック樹脂のご提案と生産実績のある設備/技術で対応できます。また、環境配慮プラスチック樹脂など新しい樹脂材料にも取り組んで参ります。

熱可塑性

熱可塑性樹脂とは

ガラスの転移点に達すると分子が動き始めて軟化が始まります。更に融点に達すると流体となり、いろいろな形状に加工することが可能になります。その性質を利用して、様々な形状に成形加工することが出来ます。例えると、チョコレートのような性質といえます。

汎用プラスチック

日用品や家庭用品、機械部品、電気製品のハウジングなど幅広く使用されています。

PE（ポリエチレン）
PP（ポリプロピレン）
PS（ポリスチレン）
ABS（アクリロニトリルブタジエンスチレン）

ABS

PPE

PBT

PA66

汎用エンジニアプラスチック

強度や耐久性を要求される部品に使用されています。

PA（ポリアミド）
POM（ポリアセタール）
PC（ポリカーボネート）
PPE（変性ポリフェニレンエーテル）
PBT（ポリブチレンテレフタレート）
PET（ポチエチレンテレフタレート）
PA46/PA6/PA66/PA6T（ポリアミド）

スーパーエンジニアプラスチック

汎用エンプラよりもさらに高い熱変形温度を有し、長期使用できます。特に強度、耐熱性、耐薬品性などに優れ、150℃以上の高温でも長時間使用できます。当然、融点も高く、加工温度も高温になります。金属の代替部品の樹脂としても採用されています。尚、当社の設備は、下記樹脂に対して全ての成形加工が可能となっています。